役割給と役割評価の実務

成果主義賃金の導入をする企業が急速に増えているが、人件費の削減には成功しても、役割評価ができないために、公正さや納得性に欠け最大の目的としての成果の拡大には至っていない。その根本的原因は、役割評価ができていないからである。役割評価の実務について触れた本は、これまで殆んど出版されていない。
そこでこの本は、役割評価について、多くの実際の診断指導の事例に基づいた、納得性の高い役割評価の仕方を分り易く実務的に書いている。

「成果主義を成功させる目標評価と業績評価の実務」の姉妹編
第1章 成果主義賃金における役割給の位置づけ
第2章 年俸制の基本構造と導入手順
第3章 役割給表の各種パターン
第4章 役割給表の作成の仕方
第5章 役割給運用の前提条件
第6章 役割給表の運用の仕方
第7章 役割評価の基本的枠組み
第8章 役割評価の総合的手順と準備段階における留意点
第9章 基本役割評価の実務(前編)
第10章 基本役割評価の実務(後編)

中央経済社 (平成15年12月15日 初版発行)
久保 淳志【著】
2,400円(税別)